実際によくある故障事例と修理費用を、オーナーの経験からご紹介します。
前編では、「キャンピングカー選びで本当に大切なのはアフターサービス」というテーマでお話ししました。
キャンピングカーは購入した瞬間がゴールではありません。
むしろ、本当のお付き合いはそこから始まります。
今回は、私自身がこれまでキャンピングカーを所有・運用してきた経験から、実際によくある故障や修理費用についてご紹介したいと思います。
これから購入を検討されている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
⚠️ キャンピングカーは意外と細かな修理があります
キャンピングカーは普通乗用車とは異なり、「車」と「住まい」が一体になった乗り物です。
そのため、エンジンや足回りだけでなく、居住スペースの設備も長年使用すれば少しずつ劣化していきます。
私の経験では、比較的修理が多いのは次のような部分です。
🪟 アクリル窓のブラインド・網戸
🚰 水道ポンプ
💡 室内照明や電装品
🔘 スイッチ類
🪵 家具の蝶番や金具
🔋 バッテリー関連機器
どれも特別な故障ではありません。
長く乗れば、どのメーカーの車両でも起こり得る内容です。
💰 修理費用は想像以上にかかることがあります
「小さな故障だから、数千円で直るだろう。」
そう思われる方も多いのですが、実際はそう簡単ではありません。
例えば、比較的多いのがアクリル窓のブラインドや網戸です。
ブラインドだけ交換できると思われがちですが、多くの場合はユニットごとの交換になります。
大型窓では、
💰 部品代 約33,000円
🔧 技術料 約10,000円
消費税を含めると、4万円を超えるケースもあります。
また、バンクベッドなどの小型窓でも、
💰 部品代 約18,000円
🔧 技術料 約10,000円
おおよそ3万円前後の修理費用になることがあります。
「ブラインドが少し破れただけ」
「網戸が破れただけ」
そう思っていても、予想以上の出費になることは珍しくありません。


🚰 水道ポンプも比較的多い修理の一つです
もう一つ、比較的交換の多い部品が水道ポンプです。
ポンプ本体は6,000円〜7,000円程度ですが、
交換工賃を含めると1万円を超えるケースもあります。
もちろん、これも消耗品の一つです。
突然壊れるというよりは、長年使うことで寿命を迎える部品と考えた方がよいでしょう。
🚗 車両部分と架装部分では修理先が違います
ここは、購入前にぜひ知っておいていただきたいポイントです。
キャンピングカーは、
🚗 車両部分
🏠 架装部分(居住スペース)
で修理先が異なります。
エンジンやブレーキ、足回りなどはトヨタなどの自動車ディーラー。
一方、
家具、電装品、水回り、アクリル窓などはキャンピングカービルダーや専門店が担当します。
ところが実際には、キャンピングカーの整備を積極的に受け入れてくれるディーラーは決して多くありません。
私の場合は長年トヨタとのお付き合いがあり、これまで何台も購入してきた経緯があるため、安心して整備をお願いできています。
しかし、そのような関係がない場合には、
「申し訳ありませんが、キャンピングカーは対応できません。」
と断られてしまうケースもあります。

✅ 中古車を購入される方へ
中古車を選ぶとき、多くの方は、
✅ 年式
✅ 走行距離
✅ 装備
✅ 価格
を比較されます。
もちろん、それらは大切です。
しかし、私がぜひ確認していただきたいのは、
「故障したとき、どこで修理してもらえるのか。」
ということです。
価格が少し安くても、
修理のたびに何百キロも車を走らせなければならない。
相談できるお店が近くにない。
部品の取り寄せに時間がかかる。
こうした状況では、せっかくのキャンピングカーライフも不安が大きくなってしまいます。
キャンピングカーは購入して終わりではありません。
10年、15年と付き合っていく乗り物です。
だからこそ、
「どこで買うか。」
だけではなく、
「購入後、どこで長く面倒を見てもらえるのか。」
という視点を、ぜひ大切にしていただきたいと思います。
😊 最後に
キャンピングカーは、家族やご友人との思い出をたくさん作ってくれる、本当に素晴らしい乗り物です。🚐✨
だからこそ、価格や装備だけで選ぶのではなく、
安心して相談できる販売店があるか。
修理や部品供給を含めたアフターサービスが充実しているか。
そこまで考えて選ぶことが、後悔しないキャンピングカー選びにつながると私は考えています。
この記事が、これからキャンピングカーの購入を検討されている皆様の参考になれば幸いです。
皆様が素敵な一台と出会い、安心してキャンピングカーライフを楽しんでいただけることを心より願っています。😊
